退職後に趣味でバラを栽培し、オープンガーデンなどを行いながら、地域の皆さんと交流をしています。 またフェイスブックでも、皆さんと交流していますのでよろしくお願いします。
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 今 岡 忠 嗣

Author: 今 岡 忠 嗣
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島根県出雲市湖陵町常楽寺 在住

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 毎月のバラ栽培 ~管理のポイント~ マガジン12月号(第6号)を発行しました。

毎月のバラ栽培 管理のポイント

◎ 12月号《本稿》  
               「元肥のやり方と鉢替え・移植 」

 12月になると、バラは寒さで生育が徐々に鈍くなり、落葉が始まって休眠期を迎えます。

 今回は、休眠期の作業として、次年度の開花に向け、バラの体力づくりとして重要な「元肥のやり方」と「鉢替え」とについて紹介します。

1 元肥のやり方

 バラの一年は、春の芽出しから始まり、葉の展開、開花、シュートの発生というように、秋まで旺盛な生育を見せます。

 そのため、年間に数回の肥料を施しますが、中でも冬(休眠期)の元肥(寒肥)は、バラの一年間の生育に関わる最も大切な肥料です。

 ここでは、地植えのバラに対する元肥のやり方について紹介します。

(1) 元肥に適した肥料

 元肥には、遅効性で土壌改良効果のある有機質肥料が適しています。

 有機質の肥料は、土中の微生物によって分解されて根に吸収されるため、長期に渡って効果が持続し、土壌の排水性や化学性等も改善されます。

 株や植えられている土の状態を見ながら、堆肥を主体とし、油粕、燻炭、骨粉、熔成リン肥等を適宜に加えます。

 株数が少ない場合には、市販のバラ専用元肥肥料を使っても良いでしょう。

(2) 元肥の施し方

 株元から30㎝ほど離れた周囲に、深さ30㎝程度の溝を掘ります。その際、周囲に3~4か所の穴を掘って施すこともできますが、その場合には、数年で株まわりを一周するように穴の位置を移動します。

 溝や穴を掘るときに、バラの根を切ることになりますが、休眠期であり支障はありません。

 そして、溝又は穴に準備しておいた元肥を入れ、堀上げた土を戻して終了です。

 なお、元肥やりの作業は、1月末までには終えるようにします。

2 鉢替え

 少ない量の土で1年間生長した鉢バラは、根詰まりを起こし、土も硬くなって肥料を吸収しにくくなっています。

 鉢替え(植え替え)の目安は、小さな鉢なら1~2年、大きい鉢なら2~3年に1回ですが、鉢土に棒を挿すなどにより、根詰まり状態を確認します。

 また、何らかの原因で状態の悪い株は、再生させるために、必ず植え替えが必要です。

(1) 健康な株

 最初に、生育が順調な株の鉢替え方法です。

 植え替えの前に、葉を全て取り、花や蕾、新芽を含む枝先5~10㎝を切り戻しておきます。(本格的な冬選定は、1~2月に行います)

 新しい鉢は、健康な株の場合は一回り大きなものを用意しますが、バラは直径よりも高さがある深鉢がよく育ちます。

 鉢から抜いた株は、根鉢の1/3~1/2程度をもみほぐし、根鉢の上、底、側面の固まった土や長く伸びた根、傷んだ根をハサミ等で取り除きます。

 新しい鉢に鉢底石を入れ、ほぐした根をできるだけ広げ、高さを調整しながら用土を入れます。

 用土は、先月、大苗の鉢植えで用いたものと同じで、自家配合したもの(一例 赤玉土7+牛ふん堆肥等3)又はバラ専用培養土を使用しますが、あらかじめ、肥効が長期間持続する元肥用化成肥料を規定量加えておくと良いでしょう。

 健康な株で、全体の植え替えが困難なコンテナ等の場合は、移植ゴテ等で、株の周囲に3~4か所の穴を縦に掘り抜き、新しい用土を入れ替えます。

 最後に、鉢底から水が流れでるまで、たっぷりとかん水をします。

(2) 状態が悪い株

 鉢植えで起こりやすい根腐れ、コガネムシ幼虫による根の食害等の場合は、傷んだ根と悪い用土を全て取り除きます。

 その際、傷んだ部分が多い場合は、根を完全に水洗いして清浄にすると効果があります。

 鉢は、一回り小さなものとし、用土は、雑菌が繁殖しにくい肥料分のないものを使います。(鉢が大きすぎると、根腐れを起こしやすい)

 また、新しい根が出やすくなるように、活力剤を施すことも有効です。(市販の活力剤については、それぞれの説明書に沿って使用すること)

 なお、鉢替えは、いずれの場合も、1月末までには終えるようにしましょう。

3 移植

 地植えのバラを、別の場所へ移動することを移植(地植えを鉢に移す場合は、鉢上げ)といいますが、この作業も、12月~2月の休眠期に行います。

 移植の目的としては、庭のレイアウト変更が一般的ですが、まれに、何らかの原因で状態が悪い株の再生を目的として行う移植(人間の病気治療の大手術のようなもの)もあります。

(1) 一般的移植

 あらかじめ、地上部を剪定しておきますが、移植しない場合に比較して、強い(深い)剪定を行い、地上部の割合を減らしておきます。特に、つるバラの移植では、思い切って枝数を少なめておくことが枯らさないためのポイントです。

 次に、スコップ、のこぎり、ハサミ等で根を切断しながら堀上げますが、移動等に支障のない限り、できるだけ根鉢を大きく、また崩さないように扱うことが大切です。

 移植先の植え穴は、大苗の植え穴づくりに準じて用意しておきます。

 移植後、株元に水鉢(土手)をつくり、たっぷりと水をやります。

 最後に、特につるバラの場合で、風の強い場所等では、枝の乾燥を防ぐために、地上部を不織布等で包んでおくとベターです。

(2) 状態の悪い株の移植(処置)

 地植えの場合は、根詰まりとは言いませんが、株の周囲が踏み固められた場合等には、根詰まりと同様な現象がおこります。

 また、排水が悪い場合等には、根腐れにより生育が悪くなる場合が見られます。

 いずれも、そのまま放置しても事態の改善は望めませんので、堀上げて処置する必要があります。

 この場合は、「状態が悪い株の鉢替え」を参考として、適宜処置してください。


◎ 12月号アラカルト

 今月のアラカルトは、本稿「元肥のやり方と鉢替え・移植」に合わせて、「肥料の基礎知識」について取り上げてみました。

 ホームセンター等では、様々な肥料が販売されており、購入・利用に当たっては、それぞれの特性(成分や肥効速度 等)を正しく把握・理解する必要があります。

 誤った施肥は、植物(バラ)の状態を悪化させたり、場合によっては枯死の原因となります。

 紹介した内容は、多少難解なところもあると思いますが、家庭菜園・ガー デニングにも共通することであり、ご理解ください。

 「注」 近年、様々なメーカーから、「バラ専用○○」などという商品が多数販売されています。
     これらは、利用が簡便ですが価格が高価であり、少本数や応急的場合を除き、利用価値が低い
     ことを念頭に置くことが重要です。

 その意味からも、基本を理解することこそが、経済性を含めて、合理的栽培と言えます。


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