退職後に趣味でバラを栽培し、オープンガーデンなどを行いながら、地域の皆さんと交流をしています。 またフェイスブックでも、皆さんと交流していますのでよろしくお願いします。
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 今 岡 忠 嗣

Author: 今 岡 忠 嗣
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島根県出雲市湖陵町常楽寺 在住

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毎月のバラ栽培 ~管理のポイント~ マガジン9月号(第3号)を発行しました。

◎ 毎月のバラ栽培 管理のポイント

9月号《本稿》「秋バラを美しく咲かせる夏剪定」 


1 夏剪定の目的(木立バラ)

①開花期を揃える「鑑賞価値を高める」

②良い花が望める時期に咲かせる「気象条件に合わせた管理」
 (10月中旬~11月上旬  平均気温18~22℃)
  松江市平均気温  10月 21.3℃    11月 15.9℃

③良い芽を出す「植物生理に沿って、力強い開花枝をつくる」

  以上①②③は、植栽本数が少なく、花後剪定を随時に行っていれば、不要です。

④不要枝、弱小枝の間引き「樹勢の確保と病気の予防 風通し」

⑤今春植えた大苗・新苗に花を咲かせてみる

2 対象となる木立バラ

・ ハイブリッド  フロリバンダ  ブッシュタイプ完全四季咲イングリッシュ 等
  つるバラ・木立性のオールとローズス等は、夏剪定を行いません。

3 夏剪定の時期

・ 9月1日~10日頃(出雲市平野部 平年の気温推移を前提として)
 10月中旬~11月上旬に開花させる。

4 剪定後開花日数とバラの種類・剪定位置・剪定枝・気温の相関

開花日数 短「早咲き」 35~40日
  ハイブリッド・浅剪定・3番花枝剪定・高温(最短日数の組み合わせ)

開花日数 長「遅咲き」 50~55日
  フロリバンダ・深剪定・2番花枝剪定・低温(最長日数の組み合わせ)

 この相関から。例えば、最初にフロリバンダを剪定し、1週間ずらしてハイブリッドを切ると、結果として、ほぼ同時期に開花させることができます。

5 剪定の方法

① 2番花枝(HT)、2番・3番花枝(FL)の中ほど(5枚葉を3~4枚残す)

② 全ての枝を切る(株全体をリセットするために、蕾も剪定する)

③ 不要枝・弱小枝を間引く(枝数を少なめて、残した枝を充実させる)

④ 全体としてなだらかな山型とする  

 通常の状態であれば、8月下旬には3番花が咲いており、花後剪定という考え方に立てば、3番花枝の中程で剪定することになります。
 しかし、夏剪定は、この剪定位置ではなく、一段下(古い)の2番花枝まで切り下げることが基本です(より力強い花枝を出させる)
 ただし、病気等で落葉した株等は、株を養生するために通常の花がら摘みに止めた方が無難です。
 また、今春新植した大苗・新苗で、これまで株養成のために摘蕾していた株も、少し下まで切り下げて、秋バラを咲かせましょう。
 いずれにしても、基本を理解した上で、よく薔薇を観察して臨機応変に行いましょう。

6 夏剪定後の管理

①消毒(ウドンコ病・黒星病   耐病性品種・修景バラ等は不要)

②追肥(樹勢・葉色により判断  山型肥料(リンサン分の多いもの)  剪定1週間前頃)

③マルチ(雑草・病気対策)

④台風対策(支柱 備えあれば憂いなし)

◎ 9月号アラカルト

 今月のアラカルトは、植物栽培において、全ての管理の基礎となるバラの植物生理について特集しました。

 植物の栽培(バラも含めて)とは、「目的物(花・実・茎等)を理想とする状態で、最大限に収穫するため植物生理を制御すること」と言えます。
 もちろん、植物栽培に当たっては、土壌・肥料・環境・遺伝・病理・昆虫等々も必要な知識ですが、植物生理の理解と応用がその中心となっています。
 すなわち、「植物生理」を学ぶことこそが、バラも含めて植物栽培の基礎を学ぶということであり、これを理解すれば、鬼に金棒となります。

 植物生理の内容は種々ありますが、特に重要なものは、「頂芽優勢」と「花芽分化」です。

1 バラの生態

植物界 被子植物門 双子葉植物綱 バラ目 バラ科 バラ属の種の総称 約120種

バラ科の植物   サクラ ウメ モモ ヤマブキ ボケ ユキヤナギサンザシ 
            ナナカマド アンズ ナシ スモモ リンゴ キイチゴ

バラを植物としてみた場合、特に考慮すべき例外的、特異的性質は見当たらない
きわめて一般的な落葉性低木であり、植物一般の基礎的生理を理解すれば対応可能

2 バラの生育サイクル

温度    最低気温 7℃ 生育開始  16℃ 花芽分化   最低気温 27℃以上 生育停滞   最高気温 7℃ 生育停止   4℃以下 落葉休眠

日照    生育期間中 1日5時間以上必要  

3 栄養生長と生殖生長

栄養生長  植物体の形成
          増殖(挿し木・取り木・株分け・接ぎ木・芋伏せ) 形質をそのまま遺伝

生殖生長  花芽分化(幼穂形成)  受精(交配)  開花  結実(果)
          受精により生じた新しい形質を遺伝

花芽分化を境として生殖生長が開始される   スムースな移行がポイント

3 頂芽優勢

植物が、一般的に、枝の先端部において強い生長を示す現象
    植物は、この性質により樹冠を拡大(必ずしも、生長部位の高低差によるものではない)

自然の樹形では、樹冠周辺部にのみ花芽がつく
    特にクライミングローズは、頂芽優勢のコントロールが、樹冠全体に開花させるポイント

4 花芽分化

花芽分化の要因  日長(短日・長日) 積算温度  低温感応  栄養度

栄養度と花芽分化    特に窒素分の過剰により花芽分が遅れるほか、種々の弊害  
 徒長・節間伸長・ブラインド・花形の乱れ 等々

花芽分化の時期
   芽吹き → 花芽分化(当年) → 開花 バラ ムクゲ サルスベリ シャクナゲ
   芽吹き → 開花 → 花芽分化(前年)  サツキ ツツジ アジサイ クチナシ 
   開花 → 芽吹き → 花芽分化(前年)  ツバキ モクレン サザンカ ハナミズキ

   バラ いつでも、どの部分でも剪定可能  切れば切るほど花が咲く きわめて簡単

5 生理障害

病気
 植物の生理機能が乱れ、葉黄変・しおれ・カビ発生・腐敗・枯死等の症状を呈すること

 この障害のうち、原因として、カビ・細菌・ウィルス等の病原体感染によるものを除き、養分の過不足・不適切な栽培環境等によるもの(病原菌がなく伝染しない)

栄養による生理障害

 栽培環境による生理障害
  光による障害      日焼け(葉焼け)   日照不足(光合成)
  温度による障害     低温障害(耐寒性)  高温障害(耐暑性)
  過剰水分による障害 根腐れ(過湿+高温)
  その他の障害
    クロロシス 新葉の白化(Fe欠乏)
    ヤナギ芽 新葉がヤナギ芽となり成長停止(春の断根+肥料あたり)
    ブラインド つぼみがつかないシュート

障害を発見しても落胆しない 来年の管理に失敗を活かす

6 落葉

 通常は、落葉樹が休眠期に葉を落とす生理現象、落葉の前に紅葉常緑樹も経年に伴う葉の老化により落葉
 落葉に当たって、葉柄基部に離層(細胞がコルク化)が形成

  落葉しないままでの葉の黄変は一般的に異常現象(原因究明が必要)





 

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