退職後に趣味でバラを栽培し、オープンガーデンなどを行いながら、地域の皆さんと交流をしています。 またフェイスブックでも、皆さんと交流していますのでよろしくお願いします。
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 今 岡 忠 嗣

Author: 今 岡 忠 嗣
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島根県出雲市湖陵町常楽寺 在住

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 毎月のバラ栽培 ~ 管理のポイント ~ マガジン 8月号(第2号)を発行しました。

◎「毎月のバラ栽培 管理のポイント」 8月号《本稿》

1 露地植えの夏越し対策「根をいたわる」

 高温や強い日射は葉焼け等を起こしますが、最も心配される点は、地温が上昇し根群がダメージを受けることで、これにより植物の生命活動にとって最も大切な吸水が衰え、場合によっては枯死に至ります。

 葉が黄化して落葉する現象は、衰えた根群の吸水能力に対応して、地上部の蒸散容量減少させて地下部と地上部のバランスを保つ、植物の生存自衛本能と言えます。

・露地植えの場合、地温の上昇を防ぐ最も有効な方法は、株元のマルチです。
 マルチ材は、バーク堆肥、牛ふん堆肥、枯れ草等、入手できるものを利用しましょう。

・バラの本数が少ない場合は、寒冷紗等で日よけをすることも有効です。

2 鉢植えの夏越し対策「避暑する」

 鉢植えは、根群域が制限されているため、露地植えよりもダメージを受けやすい環境です。

・移動できるというメリットを活かして、軒下等へ避暑させることが最も効果的な対策です。

・併せて、鉢を地面に直置きしない、二重鉢にする等も有効です。

・移動ができない大きな鉢の場合は、鉢の外周を寒冷紗で被うと鉢土の温度上昇を防げます。

3 水やり「 バラの状態に応じて調整する」

 露地で植え付け後1年未満の株と鉢栽培は必須です。

・日中高温時には、行わない。

・直射日光の下では、葉水をしない。(水滴がレンズになり葉焼けの原因となる)

・落葉した株は、鉢土が乾いてから行う。(吸水力が衰えており、過湿で根腐れが起きやすい)

・朝夕の葉水は、有効です。

4 三番花の処理「早目の花がら摘み」

 猛暑の中で、バラは命を削る思いで花を付けています。しかし、花の傷みが早いこと等から、あまり鑑賞鑑価値がありません。

 吸水力が低下している根群に対応し、地上部の容量を抑える意味も含めて、早目に剪定し、秋バラ(四番花)に向けて、株を養生することが肝要です。

5 コガネムシ対策「成虫テデトールと幼虫対策」

 この時期の害虫で最も悩まされるものは、コガネムシの食害ですが、成虫には誘引トラップ等があるものの、決め手となる防除方法がありません。

 株数が少ない場合には、手で捕殺しましょう。また、比較的動きが緩慢な害虫であり、スミチオン・マラソン等を直接散布すると死滅させることができます。

 幼虫は根を食害し、特に鉢栽培では大事に至る場合があることから、マラソン乳剤・オルトラン粒剤等の株元散布は必須です。

 バラも人間も、熱中症と夏バテ対策をしっかりと行い、元気に夏を乗り切りましょう。


◎7月号 アラカルト

 今月のアラカルトは、「農薬とはどのようなものか」「農薬の安全性は、どのようにして担保されているか」「バラにおける無農薬栽培の意義」等について特集しました。

1 農薬の安全性

①農薬とは
   
・「農薬取締法」
 農作物(樹木、農林産物を含む)を害する菌、線虫、ダニ、昆虫、ネズミ その他の動物、ウイルスの防
 除に用いられる薬剤

・殺虫剤 殺菌剤 殺虫殺菌剤 除草剤 殺そ剤 植物生長調整剤 誘引剤 展着剤 等

②農薬の安全性確保

ア 農薬の登録制度

・農薬は、その安全性を図るため、農薬取締法・食品衛生法を中心として、製造・輸入・販売から使用に至 る全ての過程で厳しく規制され、安全が確認されたものが登録されている。

イ 安全性検査の内容(薬効があり、薬害・毒性・残留性がないことを検査する)

・薬 効  適用病害虫に対する薬効等    

・薬 害  適用作物・周辺作物・後作物に対する薬害

・毒 性 急性毒性(使用者に対する毒性)
       中長期的影響(慢性毒性 野菜等の消費者に対する毒性)
       環境中での影響(土壌中運命、水中運命、水産動物への影響等)

・残留性  農作物・土壌への残留性

ウ 農薬残留基準

・毒性試験結果から、その農薬を一生涯に渡り毎日摂取し続けたとしても危害を及ぼさない体重1㎏当たりの1日許容摂取量(ADI)を求められ、さらに、大気、地下水等からの摂取も含めて、総量がADIを超えないよう各作物の残留基準は、各農薬のADIの8割以内に設定されている。

・ADIは、動物実験により求められるので、不確実係数1/100(種間差×個人差)を乗じて影響のない量が求められている。

・さらに、ADIに日本人の平均体重(53.3㎏)を乗じることにより農薬の残留基準値とされている。

・残量基準値は、各食品ごとに、以上のようにかなりの余裕を持って設定されており、また、実際に農作物 を食べる際には、洗ったり皮をむいて食べることから、実際の摂取量は試験で分析された量より格段に少 ない(分析は、洗ったり皮をむいたりせずに行っている)

・25年3月現在、803品目の農薬が、個別食品ごと(例 玄米、トマト、柿 等)に残留基準が設定さ れ、さらに803品目以外は、ポジティブリスト(一律基準)によって規制されている。
 (これらにより、全ての農薬の成分は、何らかの基準で規制されている)

・これに基づいて、各自治体で、随時に食品検査が実施され、基準値を超える残留農薬が検出された場合は、直ちに出荷停止措置が執られる。

・他方、生産サイド(農家)は、都道府県等が作成した各作物の栽培暦(栽培基準)に基づいて使用農薬, 散布回数等を決定すると共に、これらを生産履歴として記録保管している。

③農薬の安全使用

ア 農薬使用の前提

・耐病性品種の剪定、耕種的防除(剪定・通風・日照確保等)の徹底等

イ 薬剤の選定ポイント

・病害虫の種類を知り、防除目的を明確にする

・薬剤の剤型・特性・効果等を理解して選定する

・用途・使用方法・使用面積に応じて選択する

ウ 農薬ラベル(農薬使用前に必ず読む)

・作物名 適用作物であり、該当がない場合は使用できない
「ばら」又は「花き類・観葉植物」

・適用病害虫名 登録されている病害虫(効果が保証されている)

・希釈倍数 効果が認められる濃度

・使用方法    散布等 

・使用時期 収穫**日前(記載がない場合は自由)

・総使用回数 栽培期間中の同一成分を含む使用回数


④バラの病害虫と農薬

ア バラの主要病害虫

・病害    うどんこ病 4~6月 9~10月 新葉 蕾から発生
       黒星病 5~11月 下葉から発生

・害虫    アブラムシ 4~11月
       カミキリムシ 6~8月 幼虫テッポウムシ
       コガネムシ 成虫 5~9月 幼虫 8~10月
       ハダニ 5~11月 高温時葉裏に発生
       バラゾウムシ 5~6月
       カイガラムシ 年中

イ 防除暦の作成

・栽培環境等に応じて、年間防除暦を作成する

・場当たり的防除は、被害の増大と農薬散布回数の増加を招く(定期防除が最も効果的)

・殺菌剤  予防を基本とし、治療を組み合わせる
      黒星病・うどんこ病の両方に効果があるものを優先する(基幹剤)

・殺虫剤  広範な害虫に対して効果があるものを選ぶ(基幹剤)

・薬剤抵抗性(耐性)を考慮する(複数農薬のローテーション散布)
 
ウ 農薬散布の注意事項(自己管理と周囲への配慮を徹底)

・マスク、メガネ、手袋等を着用する

・風の強い日、日中高温時(上昇気流)には散布しない、また後進しながら散布する

・周囲へ飛散しないように散布し、付近に子供等がいないか確認する

・使用後には、噴霧器等を十分に洗浄する(機材のメンテナンス)

・農薬の空き瓶等は、放置せず所定の方法で処分する

エ 農薬の効果があらわれない原因

・対象病害虫の誤り

・薬液濃度の誤り  散布時期の誤り(害虫幼令)  散布むら・降雨

・薬剤耐性の出現(同一農薬の長期連続散布  アブラムシ・ハダニ・ウドンコ病)

・薬剤使用期限・調合後の時間経過

オ 薬害の原因(作物や状況によってその都度異なる)

・対象作物を間違えた、薬害注意作物に散布した、

・所定濃度より濃く散布した、不適切に混用した

・新芽に散布した、移植直後に散布した

・散布間隔を近接して繰り返し散布をした

・エアゾール剤を近接散布した(凍害)、展着剤を多量に加えすぎた




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