退職後に趣味でバラを栽培し、オープンガーデンなどを行いながら、地域の皆さんと交流をしています。 またフェイスブックでも、皆さんと交流していますのでよろしくお願いします。
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 今 岡 忠 嗣

Author: 今 岡 忠 嗣
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島根県出雲市湖陵町常楽寺 在住

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バラ園訪問者
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    つるバラの剪定と誘引 ~あこがれのバラのある庭~

 12月も後半になると、バラは活動を停止しますが、この休眠期の最も大切な作業が、冬剪定です。

 冬剪定は、木立バラも行いますが、つるバラは木立バラよりも春の芽吹きが早いことから、遅くとも12月下旬までに終える必要があります。

1 冬剪定の目的

 冬剪定は、バラ栽培の根幹技術であり、次のような目的で行います。

① 樹形を整える(コンパクト・鑑賞に叶う樹形)
② 枝を更新する(シュートを発生させる)
③ 株の内部に日を当てる(枝の充実・病害虫の抑制)
④ よい花を咲かせる、花数を調整する(枝数・芽数制限)

2 品種の特性に応じた仕立て方

 つるバラは、自立することができませんので、何らかのものに誘引が必要です。

 誘引対象としては、壁面やアーチ等がありますが、品種特性に応じたものを選択することが大切です。

 それぞれのバラと誘引対象物の組み合わせを誤ると、期待する美しさが得られないばかりか、つるを持て余すようなことにもなりかねません。

 また、つるバラの剪定と誘引は、場合によっては高所等の作業が必要な場合もあることから、特に女性や高齢者は、自己の体力も十分に考慮しておくことが大切です。

(1) 壁面・フェンス
  花つきがよく、つるが長く伸びるもの 大輪のラージクライマー系統

2) トレリス
  トレリスの大きさに合う伸長力のもの

(3) アーチ・パーゴラ
  アーチ等の上部まで絡ませることができる、ほどよい伸長力のもの

(4) ポール・オベリスク
  ポール等の大きさに合う伸長力のもので、枝が柔らかい品種

3 剪定法

 つるパラは、一部の例外を除き、前年に伸長した枝に花が咲く性質があり、ベーサルシュート(株元から伸びる太い新梢)の発生程度によって、必要とする花芽数の確保方法に差があります。

 ベーサルシュートの発生程度は、株の栄養状態が悪い等の場合を除き、品種固有の性質であり、このことを裏返せば、ベーサルシュートの発生が多い品種は、管理が容易であるということになります。
 (このことは、木立バラについても同様です)

(1) ベーサルシュートがよく出るつるバラ

 ベーサルシュートが良く発生する品種は、更新枝が確保しやすいことから、老化枝(3年以上経過し、サイドシュート(枝の途中から出る新梢)が出ないもの)を株元から切り取ります。

 サイドシュートが出た枝は、シュートより上部は良い花芽がつきませんので、シュートの上で切りますが、1本の枝から複数のサイドシュートが出た場合の剪定位置は、誘引対象物の大きさ等によって適宜に選択します。

 各シュートの先端は、良い花芽が付きにくいので、20~30㎝を切除します。

 また前年の開花枝を残す場合は、それぞれ2~3芽残して切ります。

(2) ベーサルシュートが出にくいつるバラ

 ベーサルシュートが出にくい品種(つるアイスバーグ 等)は、枝の更新ができませんので、古い枝を残したまま、前年開花枝を2~3芽残して切ります。

 サイドシュートの扱いは前者と同様です。

(3) モッコウバラ・ナニワイバラの整枝

 モッコウバラの仲間は、12月には花芽ができており、冬期に強く剪定すると花芽を切り落とすことになり、春に花が咲きません。

 このため、この時季は軽い整枝程度に止めます。

4 枝の誘引

 剪定した枝を誘引するに当たっては、少し工夫が必要です。

 バラも含めて、植物には、頂芽優勢(高い位置にある芽に、生長に必要なエネルギーが優先的に集中する性質)という生理があり、自然のままに放置すると、枝の先に少し花をつける程度で、枝全体に花を咲かせることができません。

 そこで、この頂芽優勢を利用して、枝を水平又はやや上向きに誘引すると、複数の芽の高さが同じくらいになり、枝全体に均等にエネルギーが配分され、たくさんの花をつけると共に、花枝も短くなり、美しい花を咲かせます。

 しかし、株元は、枝を水平にすることが困難であり、株元にも花を咲かせたい場合には、その部分に細い枝を配置します。

IMG (550x359)
 【 つるバラ 壁面・フェンス等への誘引事例 】

(1) 誘引対象に応じた方法

 枝を水平又はやや上向きに誘引するに当たっては、誘引対象に応じた方法で行います。

 いずれの場合も、枝を対象物に密着させて誘引すること、残す枝数を少なめにする(主枝の間隔を20㎝程度とする)ことが、美しく咲かせるポイントです。

 ① 壁面・フェンス等
 
  壁面やフェンス等の平面に誘引する場合は、枝を扇型に配置するとバランス良く咲かせることができます。

  この場合、事前に、壁面等へワイヤーなどを張っておくことが必要です。

 ② アーチ・パーゴラ等

  アーチ等の場合、側面の垂直部分は、枝をS字状に折り返しながら誘引し、上部の水平部分は、形状に沿って誘引します。

 ③ ポール・オベリスク等
  ポール等の周囲に、枝をらせん状に巻き上げながら誘引します。

  この際、枝を左右に振り分けて、交叉するようにするとバランス良く花をつけることができます。



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